マインドウェアの活動
マインドウェアの取り組み(社内活動と社外活動)をご紹介します。
新人研修
マインドウェアでは、新人研修として、マインドウェアの業務内容に関する研修を行っています。最新の制作事例、担当業務に応じた不適合事例についてもレクチャーを行い、サービス向上に努めています。
制作会社マインドウェアの社員にとって、文章力は“必須のスキル”です。サービス向上のための取り組みとして、担当業務に関わらず、文章力の基礎を学びます。
勉強会
月に1回(基本的に、第1土曜日の午後)の勉強会を実施しています。
テーマや目標、具体的な内容は年度ごとに設定されますが、制作物の品質向上と作業効率アップを目的とした、社員のスキルアップにつながる有意義な時間となっています。
- 2014年度
- テーマ:制作に関わる基礎講習(英文ライティング、印刷の知識、文書構造の動向、パッケージデザインなど)
目的:全社員の制作スキルを向上させ、よりよい企画立案、制作物の品質向上に役立てる。
- 2015年度
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テーマ①:制作支援ツール/アプリケーションソフトの実技講習
目的:さまざまなツール/アプリケーションソフトの正しい操作方法を身に着け、クライアント様の多様なご要望に応えられる体制を整える。
テーマ②:ビジネスマナー/コミュニケーションスキルの実技講習
目的:全社員が十分なコミュニケーションスキルを身に着け、多くの案件をスムーズに受託できる体制を整える。
- 2016年度
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テーマ①:制作支援ツール/アプリケーションソフトの活用法の共有
目的:新規導入したツールや既存ツールの裏技的な利用法を活用して、制作物の品質向上、制作期間の短縮に役立てる。
テーマ②:他拠点に所属するメンバーとの交流/意見交換
目的:全社員のスキルを有効に活用し、制作物の品質向上、制作期間の短縮に役立てる。
- 2017年度
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テーマ:クライアント様の研究
目的:製品の特長、業界内での企業様の特長、ターゲットユーザーなどを知り、今後の企画提案、営業活動などに役立てる。
- 2018年度
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テーマ:他社制作の取扱説明書の研究、改善案作成・発表
目的:企画提案の実践力を磨く。また、担当外の業務を経験することによって、クライアント様の負担軽減や作業効率の改善に役立てる。
また、各年度末には、不適合事例の確認会を実施して、トラブルを未然に防ぐために取り組んでいます。
社会貢献活動
マインドウェアは、創業30年の会社として、地域貢献を中心とした社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。
インターン受入れ
マインドウェアでは、インターンシップを採用活動と切り離し、学生の皆さんに就業体験の機会を提供する場と考えています。学生の皆さんにとってはこれからのキャリアプランを考える良い機会となるように、私たちにとっては新しい意見を得る機会として、取り組んでいます。
2010年からインターンの受け入れを始め、直近の数年間では、大学生と専門学校生を併せて約10名の方に参加して頂きました。
「取扱説明書などのドキュメント制作の職に就くことを目指している」、「自分の英語力を試したい」、「デザインスキルを実践的に試したい」など、志望動機はさまざまです。
受入れ期間は2週間です。最終成果物として、小型IT機器の取扱説明書の制作に挑戦してもらいました。
第1週目は、テクニカルライティング、DTP、Web制作などのレクチャーを受け、基礎を学びます。
第2週目は、さまざまなアプリケーションを使い、オリジナルのトリセツ制作に取り組みます。専攻やスキルに関わらず、企画、原稿作成、英訳、作画、レイアウトなど、すべての工程をひとりで担当し、最後のプレゼンでは、自分が制作したマニュアルの特長などをアピールしてもらいました。
採算にとらわれない自由な発想と各自の“得意”が活かされた個性的な取説に出会うことができ、私たちにとっても、貴重な時間です。ぜひ、積極的にご参加ください。インターンシップの応募に関する詳細は、「インターンシップ」を参照してください。
==情報処理系学部 大学2年生 Kさん==
大学でテクニカルコミュニケーションに関する講義を受けたことをきっかけに、テクニカルライターに興味を持ち、マインドウェアのインターンシップを志望しました。読み手として、取扱説明書には日々接してきましたが、作り手の立場では初体験のことばかりで、毎日をとてもわくわくした気持ちで過ごしました。
マインドウェアのインターンシップを通じてさまざまな工程を経験したことにより、テクニカルライターだけでなく、仕事に対する視野が広がったと思います。自分自身の得手不得手を知ることができ、就職までに強化すべきことも見つかりました。思わぬ効果としては、コミュニケーション力について考えるきっかけになり、塾講師のアルバイトにも役立ちました。
留学生受入れ
マインドウェアは、日本での就業体験を通して、留学生の皆さんが生きた日本語に触れ、スキルを磨く一助を担いたいと考えています。10年ほどの間に、さまざまな国から4名の留学生を受け入れました。作業内容と受け入れ期間は、スキルや志望動機などに応じて、決定します。マインドウェアには翻訳部門があるので、安心して、無理なく参加してもらうことができたようです。
==香港出身のHさん(受入期間:4ヶ月)==
日本に来て間もなかったHさんには、英訳された原稿のプルーフリーディングからはじめてもらいました。4ヶ月間で、日本語が劇的に上達し、電話応対もできるようになりました。
==ポーランド出身のPさん(受入期間:1年)==
語学力を活かして、英語からポーランド語への翻訳と、ポーランド語のプルーフリーディングを担当してもらいました。日本語での就労に慣れてからは、PageMakerなどのアプリケーションソフトを使ったDTP作業にも挑戦して、スキルの幅を拡げました。
==カナダ出身のCさん(受入期間:6ヶ月)==
日英翻訳された原稿のプルーフリーディングを担当してもらいました。英語のネイティブチェックは、日本での需要が増える中、質の高さも求められるようになっています。学生の立場から一歩進んだ実務経験を積んで、語学スキルを磨きました。
==イギリス出身のBさん(受入期間:1年、その後マインドウェアに正社員として就職)==
英訳された原稿のネイティブチェックと、英語から他言語に翻訳された原稿の校正の担当からはじめましたが、その後、Tradosのオペレーションを習得し、翻訳業の第一線で活躍できる力を身につけました。
フロンターレのサポーター
マインドウェアは地域貢献の一環として、川崎市をホームタウンとする「川崎フロンターレ」(日本プロサッカーリーグ:Jリーグに加盟)のサポートカンパニーとして名を連ねています。社内には試合告知のポスターや日程表を掲出し、全社を挙げて川崎フロンターレを応援しています。
マインドウェアが川崎フロンターレのサポートを開始してから10年目となった2017年は、最終節での大逆転で悲願のJ1リーグ優勝を果たしました。リーグ戦、天皇杯、Jリーグカップと、あと一歩というところで優勝を逃したことが何度もあり、「シルバーコレクター」などと言われて悔しい思いをしてきました。10年目の節目に悲願を達成し、スタッフ一同喜びもひとしおです。
リーグ優勝を達成し、名実ともにJリーグを代表するクラブとなった川崎フロンターレ。今後さらなるビッグクラブへと成長していくために、マインドウェアは引き続き川崎フロンターレをサポートし、私たちの町である川崎を盛り上げていくために力を尽くしてまいります。