マインドウェアのカタログ、パンフレット、チラシの効果とは?
カタログ、パンフレット、チラシの違いをご存知ですか?もちろん、ページ数の差ではありません。それぞれの存在目的を明確にすれば、より効果的なプロモーションを行うことができます。
パンフレットとカタログの役割の違いと制作のポイント
パンフレットは、「この会社の製品は、自分の嗜好や要求に合っているかな?」という段階で手に取るものです。
一方、カタログは、「この会社のものに決めたけれど、シリーズ製品の中でどの機種が自分に最適かな?」という選択をするときに手に取るものです。
この2者の違いをしっかりと認識せずになんとなく制作してしまうと、「製品の写真が載っていて、製品の性能を説明していて、、、あれ?同じようなものが2つでき上がってしまった…」というような、明らかなコストの無駄使いを引き起こします。
また、カタログとパンフレットはどちらもプロモーションツールなので、売り上げにつながらなければ、その制作費は丸ごと“コストの無駄遣い”になります。
このような根本的なコストの無駄を避けるためには、カタログやパンフレットを手に取るときのユーザーの心理を緻密に分析し、ユーザーが知りたがっていることに即して製品の強みを的確に伝えることが重要です。それができてこそ、効果的なプロモーションにつなげることができます。
チラシとパンフレットの役割の違いと制作のポイント
チラシは、より多くの人に配布して、製品の存在を知ってもらったり、興味を引いて集客したりするための媒体です。
まったくその気がなかったユーザーを買う気にさせる力が必要なので、イメージやインパクトも大事な要素です。
一方、パンフレットは、製品の特長を伝えて、他社製品よりも自社製品を選んでもらう力が必要です。
「自社製品の特長ならわかっているよ。それが強みに決まっているさ。」と思う方は多いでしょうが、ここで忘れてはいけないのが、“ユーザー目線”です。
ちょっと極端な例えですが、「勝負服でデートに出かけたら、相手はドン引き。。。」ということもあります。客観的な目で自社製品が選ばれる理由を分析することも、効果的なパンフレットを作る上では大切です。
カタログ、パンフレット、チラシの制作事例
マインドウェアの制作事例をご紹介します。
専門的な機器のチラシ
<工事中>
会社案内のパンフレット
ここでは、会社案内のパンフレットの制作事例をご紹介します。
創業100周年の節目に社名を変更したハピネスデンキ株式会社(旧社名:森井電業株式会社)様の会社案内です。
ハピネスデンキ様は、分電盤、配電盤、動力制御盤、それらを統括する中央監視制御装置などを開発・製造している会社です。東京都本庁舎や東京国際空港をはじめとする大規模公共施設、国立がん研究センターなどの医療・研究施設、渋谷ヒカリエや東京ミッドタウンなどの複合施設、ヤフオクドームやモード学園コクーンタワーなど、多種多様な納入実績を誇り、日本全国の社会インフラを支えています。
安全で快適な豊かな暮らしの礎を創るハピネスデンキ様の会社案内を制作させていただきました。
おもに、就活中の学生さんに配布しますが、場合によっては、クライアント様にも配布するとのことでした。
大変失礼ながら、以前のパンフレットは地味。実直さは表現されているものの、社員の生活感や取扱製品のイメージが伝わってきません。
そこで、新しいパンフレットは、誠実で愛のあるハピネスデンキ様にピッタリな温かみのあるデザインに仕上げ、取扱製品の規模感を盛り込みました。「社員の幸せを追求し、人づくりによって企業価値を高め、社会貢献を果たす」という企業理念を、しっかりと伝えています。
就活中の人が就職先を選ぶとき、業務内容から自分の志向やスキルに合う会社をピックアップした上で、社風や福利厚生などの生活面を確認する人が多いのではないでしょうか。パンフレットは、資料請求や会社説明会で配布されるので、まさに社風を気にかけるタイミング。社風に合った学生さんが入社して、いきいきと活躍してくれることを期待しています。